戻る

前へ| 次へ

試行錯誤 その4

ここまでで 正常に動くと思われる カーネル の .config と その起動を確認しました。

計算機 B の /dev/sdb7 の Plamo Linux で カーネル再構築 し 起動確認 従って .config も できています。

したら /dev/sda9 の 状況を 元に戻します。

つまり vmlinuz System.map 等を 元に 戻します。

root@p6090j:~# mount /dev/sda9 mp-sda9/ /*  無論 /dev/sda7 での 処理です */
root@p6090j:~# cd mp-sda9/boot/
root@p6090j:~/mp-sda9/boot# mkdir w_sda9_OK
root@p6090j:~/mp-sda9/boot# mv /root/mp-sda9/lib/modules/3.15.10-plamoSMP/ w_sda9_OK/
root@p6090j:~/mp-sda9/boot# ls w_sda9_OK/
3.15.10-plamoSMP/  System.map-3.15.10-plamoSMP  vmlinuz-3.15.10-plamoSMP
System.map@        vmlinuz@
root@p6090j:~/mp-sda9/boot# mv zantei-stop/* .
# ls
System.map@                  diag1.img   onlyblue.bmp              w_sda9_OK/
System.map-3.15.10-cb5xn-01  diag2.img   tuxlogo.bmp               zantei-stop/
config@                      grub/       vmlinuz@
config-3.15.10-cb5xn-01      inside.bmp  vmlinuz-3.15.10-cb5xn-01
root@p6090j:~/mp-sda9/boot# ls /root/mp-sda9/lib/modules/
3.15.10-cb5xn-01/
root@p6090j:~/mp-sda9/boot# cd
root@p6090j:~# umount mp-sda9/

まずこれで 無理やり 立ち上げてみる。

aruser@lx:~$ ssh -l aruser 192.168.0.71
Password: 
aruser@p71sda9:~$ su -
パスワード:
root@p71sda9:~# df | head -2
Filesystem     1K-blocks     Used Available Use% Mounted on
/dev/sda9      131956756 12694688 112552384  11% /
root@p71sda9:~# fdisk -l

Disk /dev/sda: 3997 MB, 3997171712 bytes, 7806976 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk label type: dos
Disk identifier: 0x6f20736b

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *          62      200703      100321   83  Linux
/dev/sda2          200704     7806975     3803136   83  Linux

Disk /dev/sdf: 640.1 GB, 640135028736 bytes, 1250263728 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk label type: dos
Disk identifier: 0xdba28bf3

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdf1   *          63   159289343    79644640+   7  HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sdf2      1235334240  1250258624     7462192+   7  HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sdf3       159289344   236658687    38684672    c  W95 FAT32 (LBA)
/dev/sdf4       236658688  1235334239   499337776    5  Extended
/dev/sdf5       236660736   268118015    15728640    b  W95 FAT32
/dev/sdf6       268120064   276508671     4194304   82  Linux swap / Solaris
/dev/sdf7       276510720   652369919   187929600   83  Linux
/dev/sdf8       652371968   966944767   157286400   83  Linux
/dev/sdf9       966946816  1235334239   134193712   83  Linux

Partition table entries are not in disk order

Disk /dev/sdg: 250.1 GB, 250059350016 bytes, 488397168 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk label type: dos
Disk identifier: 0x2bd2c32a

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdg1   *          63    97819784    48909861    7  HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sdg2        97819785   109097414     5638815   82  Linux swap / Solaris
/dev/sdg3       109097415   206933264    48917925   83  Linux
/dev/sdg4       206933265   488392064   140729400    5  Extended
/dev/sdg5       206933328   295146179    44106426   83  Linux
/dev/sdg6       295146243   404564894    54709326   83  Linux
/dev/sdg7       404564958   488392064    41913553+  83  Linux

補足

まず 立ち上げた という けれど これは 

grub での 表現としては 

   root (hd1,8)
   kernel /boot/vmlinuz root=/dev/sdf9 ro \
                     vt.default_utf8=0 vga16 unicon=eucjp panic_output=7

この計算機は フロッピディスク 装置は ありません また 鎮座 している ミクロソフト との 兼ね合いで USB から 起動させています。 

USB から 起動させているので 内部の ハードディスク の 最初 通常 hd とか  sata では  hda とか sda に 相当するものは  grub legacy では usb が hd0 に 相当し  sda が  hd1 になり sdb が hd2 の 様に なります。

従って /dev/sda9 は hd(1,8) と なるのです。 まあ これは 良し としましょう。

本来 /dev/sda9 に なる 所を 今回は /dev/sdf9 として あります。

この 状態で fstab として /dev/sdf9 に すると まあ 無難に 不本意ながら 立ち上がるのを  見てきました 今回は fstab を 敢えて /dev/sda9 に しておきます。

起動の途中で カーネルパニックには なりませんが ”Ctrl + D ”を 押して 続けるか という 意味の 画面になったら その通りにして立ち上げます。簡単に 略図を見ると

hd0  ---      hda もしくは  sda 
hd1  ---      hdb もしくは  sdb

USB から 起動させる時は 

hd0  ------   USB 
hd1  ---      hda もしくは  sda 
hd2  ---      hdb もしくは  sdb

という 事です。当然 9晩目の 領域は  grub legacy では ” 8 ”ですので その結果は  (hd1,8) という事に なります。

ここで しつこいですが root=/dev/sdf9 の所を root=/dev/sda9 つまり sdf9 を sda9 に すると  kernel panic に なり sdf9 であれば 文句を 言われますが ”Ctrl + d ” を 押すと曲がりなりにも立ち上がる という 状態になります。

当然 fdisk の 結果は sda が USB に なり sda に なって欲しいものは sdf また sdb に なってほしいものは sdg に なっています。 df の 結果は fstab の 条件 というか mtab の状態から sda9 という 真に ちぐはぐな結果になります。

まあ これをどうにか しようとしている理由です。

取り敢えず 立ち上がったので ここで うまく動いている カーネルの .config を 使ってカーネルの再構築を 試みよう という事です。

にゃんたろう 拝!

2014年 12月 22日 月曜日 21:05:08 JST 作成


前へ| 次へ

戻る

Copyright © 2006.-2014.-- nyantarou All Rights Reserved.