まあ 最低限の 動作環境と 幾許かの 試行しました、それでは 簡単な 文章 紛いのものを 作成してみましょう。
最初に作成するものとして一番最初の行に
\documentclass[<option-list>]{<class-name>}
を記載せねば いけんということです。これは LaTeX に どのような 形式の 文章を作成するのだ ということを 示さないといけないということです。例えば ”/usr/share/texmf/ptex/platex/base ” に有る場合のものを 見てみると” jarticle、jbook、jreport ...”の ようなものがあるので それの中の どれか を 指定しないといけません。( OS に より それらの 設置場所は 異なるでしょ うが 、また 同じ OS でも 設置場所は 異なる 場合も有るでしょう。) さて ”jarticle”と ”jbook”、”jreport” は どんなものでしょうというこ とになるのですが
http://theoval.cmp.uea.ac.uk/~nlct/latex/novices/simpledocs.html
によると
article (short documents without chapters) report (longer technical documents containing chapters) book (for writing books)
非常に 明白に説明が有りますが、ほな ”chapters”てなんやねん? てなこ とになるので まあ短い文章 は (article)、長い文章は(report)、 本を作 る場合は(book) という 簡単な 考えを とりあえず 採用しておきます。 とり あえず ”article”で 作成してみよう ということです。明白な 相違について は 保留としておきます。 まだごまかしが あります。 個猫 は 和猫 ですので これに対応させる ”jarticle”というものを 指定します。簡単に 日本語が 使 えるものということです。(いずれにせよ このようなものを 提供 して頂いた 方々に 感謝感謝感謝です。)
ここでは そういうことにしておきますが 、当然 横書き 縦書き なんぞ どう すんねん ということになりますが それらも あるのですが まあ 最初というこ とで ”jarticle” ということにします。さすれば 最初の行は
\documentclass{jarticle}
という形になります。”mandatory arguments”と ”optional arguments” ということで 見てきましたが ”jarticle”というのは ”\documentclass commmand”の ”mandatory arguments”に相当します。つまり 必須のものとい うことです。
再度 ”\documentclass commmand” をみると
\documentclass[<option-list>]{<class-name>}
”[<option-list>]”の部分があります。これは”optional arguments”に そうとうするものですから 無くても 問題はありません。この項 目も
http://theoval.cmp.uea.ac.uk/~nlct/latex/novices/simpledocs.html
によると
For example, the article class file by default uses US letter paper, but in the UK we would want to use A4. This can be achieved using the option a4paper.
の様に 記載されています。 ここでは これに対して ”jarticle”を 指定し た場合は ”a4paper”が 既定値になるので 省略は可能なのですが、簡単な 短 いものを、 というかってな 個猫 の都合で ”a5paper”というものを ”a4paper” の 代り といっては なんですが こじつける事にします。この ” [<option-list>]”の項目は カンマで区切れば 追加できるようなの で 既定値の ”10pt”でなく ”12pt”を 採用します。ちなみに ” 10pt,11pt,12pt”の いずれかの 選択が有るのですが 今回は”12pt”を 採用し ます (これも 個猫 の都合で 14歳 の 目には 10pt は小さすぎるのです。)さすれば 最初の 行は
\documentclass[a5paper,12pt]{jarticle}
ということになります。また 2段組み にしたい場合は オプションの ” twocolumn” を 追記して
\documentclass[a5paper,12pt,twocolumn]{jarticle}
というふうに する事も出来ます。
オプションの区切りの間には スペースは 不要 という 事です。 カンマで区切る事は 必要です。
さて
\documentclass[a5paper,12pt]{jarticle}
だけでは 何の 文章も ということで 文章を 収納する ものを 用意しないと いけません
\begin{document} /* 開始 */ \end{document} /* 終了 */
ここまでで TeX ファイル (source code)は
\documentclass[a5paper,12pt]{jarticle} \begin{document} \end{document}
というものに なります。これは 文章を作成 するには 最低限 この3行は 必要なのですが、これだけでは なんの 文字も 表示 印刷は 出来ません。 もの は試しとして。
$ ls -l | sed 1d -rw-r--r-- 1 fdopstm users 72 6月 30日 12:50 first.tex $ cat first.tex \documentclass[a5paper,12pt]{jarticle} \begin{document} \end{document} $ platex first.tex This is pTeX, Version 3.14159-p3.1.3 (euc) (Web2C 7.4.5) (./first.tex pLaTeX2e <2001/09/04>+0 (based on LaTeX2e <2001/06/01> patch level 0) (/usr/share/texmf/ptex/platex/base/jarticle.cls Document Class: jarticle 2001/10/04 v1.3 Standard pLaTeX class (/usr/share/texmf/ptex/platex/base/jsize12.clo)) No file first.aux. (./first.aux) ) No pages of output. Transcript written on first.log. $ ls -l | sed 1d -rw-r--r-- 1 fdopstm users 8 6月 30日 12:50 first.aux -rw-r--r-- 1 fdopstm users 2413 6月 30日 12:50 first.log -rw-r--r-- 1 fdopstm users 72 6月 30日 12:50 first.tex
”dvi”ファイルが作成されていません。それでは 最初の 文章を作成します。
御覧になった通りということです。
実際に 入力した場合に ついての補足をしておきます。
結果として 素の 振る舞いが キー入力 と 異なる ものがあるという認識を 持っておく事が 必要です。その通り出力する 環境 (environment)命令 が 別に 用意されています。
にゃんたろう 拝!
2008年 6月30日 (月) 21:00:08 JST 作成