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gunzip の追加 の補足

今までの rootdisk に 色々追加してきました、more に関しては 共有ライブ ラリ (shared library) を 追加すると 溢れてしまうので sh スクリプトで対応しました。 今回は 音を鳴らすという事を考 える時 容量は大丈夫 という 問題があります。

coreutils-5.2.1 (Some Basic Utilities )を導入した時に dd を 追加し ました これを利用して フロッピディスクに ある 圧縮したイ メージを ラムディスク に 持ってくる事を 考えようというこ とです。

root diskette は 圧縮したもので提供されています、 これはあくまで ルートファイルシステムが 展開されるという事になっている から可能なもので 途中で Checking and Mounting Disks で 新しい フロッピーディスクを 取り扱った時に

# mkfs -t ext2 /dev/fd0
# fsck /dev/fd0
# mount /dev/fd0 /home

として フロッピーディスクに ファイルシステムを 作成してから mount し て 書き込んだ 事を思い出しましょう。

ファイルシステムが 無い場合は mount と 出来ないのです。

rootdisk 作成手順

それで諦める理由にはいけません。rootdisk の作成手順を 振り返ってみましょう。

圧縮された image の 追加組み込み

へたら フロッピディスクに 圧縮された image ファイルが有る場合 (当然 展開すれば ファイルシステムを持ったものになるので マウントが出来 るという条件です)これを 動作している ルートファイルシステムの 何処かに mount して使用できれば 上手くいくのでは という話です。

作業の手順

考え方としては このようになりますが

dd if=/dev/fd0 of=Dokoka bs=1k
gunzip -cq Dokoka
dd if=Dokoka.image of=/dev/ram1 bs=1k

中間の ファイルを 置く場所もないし 連続する 作業は 可能なので

dd if=/dev/fd0 | gunzip -cq > /dev/ram1

オプション -c -q については以下参照

man gunzip の 抜粋 -c --stdout --to-stdout 出力を標準出力に書き出し、元ファイルを変更しな い。 入 力ファイルが複数ある場合、出力はファイル毎に圧縮 されたものとなる。圧縮率を上げるには、圧縮する前 に すべての入力ファイルを (tar などで) まとめること。 -q --quiet すべての警告を抑制する。

にゃんたろう 拝!

2010年 3月16日 (火) 21:11:44 JST 作成


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