TeX 決まり事 その1

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TeX ファイルの作成

まず 最低限 TeX ファイルを 作成 するということですが

\documentclass{article}
\begin{document}

\end{document}

という 枠組を 無条件で emacs を 使って 作成する必要が有ります。 今回 は 例として TeX ファイル ”0050.tex”として 作成します。当然何でも良いの です。( saishono.tex だろうが sample.tex であろうが 何でも良い) ファイル の 最後に ”.tex”を 付けるのを 忘れないようにするということだけです。勿 論そうしないといけない ということでは有りませんが とりあえず暫定としてこ の様にしてくださ

$ emacs 0050.tex &
  /*  最後の 別の 所に 歓迎の 表示がされます。 */
Welcome to the field of Yatex. I am glad to see you!
  /* 以下のように 入力 します 。 */
\documentclass{article}
\begin{document}

\end{document}
  /* 終わったら ”Ctrl + c”  次に ”t ”次に ” j ” を 入力します  */
  /*  最後の 別の 所に 以下のような 表示が出てきます */
No pages of output.
Transcript written on 0050.log.
 
typeset finished at Fri Jun 27 23:14:08

そこで emacs を 終します。出来上がったファイルは 以下のものです。

$ ls -l | sed 1d
-rw-r--r--    1 fdopstm  users           8  6月 27日  17:10 0050.aux
-rw-r--r--    1 fdopstm  users        2065  6月 27日  17:10 0050.log
-rw-r--r--    1 fdopstm  users          57  6月 27日  17:10 0050.tex
$ cat 0050.tex 
\documentclass{article}
\begin{document}

\end{document}

御覧になっているように この場合は”dvi”というファイルは出来ていませ ん。もし emacs で ”Ctrl + c” 次に ”t ”次に ” j ” で その後に ” Ctrl + c” 次に ”t ”次に ” p”を 入力すると どうなるでしょうか

Process preview exited abnormally with code 1

という 文字列を 拝む事に なります。

”Ctrl +c それから t そうして p”に ついては 少し 端折っていますが ま あ ”dvi ” ファイルが 無いのに 見ようとしても 見えないわさ ということで す。

小さな ファイルを作成

上手くできても ”dvi”ファイルが作成されなければ 意味はありません。そ こで 小さなファイルを作成してみましょ

$ cat 0050.tex
\documentclass{article}
\begin{document}
a A
\end{document}

文字 ”a”と スペース1個 と ”A” を 入力追加しました。

さて この TeX ファイルに対して ”Ctrl + c ” と ”t”そうして ”j”を 入力しま

Output written on 0050.dvi (1 page, 220 bytes).
Transcript written on 0050.log.
 
typeset finished at Fri Jun 27 17:44:11

今回は ”dvi”が 作成されたようです。 emacs を 一度終わると

$ ls -l | sed 1d
-rw-r--r--    1 fdopstm  users           8  6月 27日  17:44 0050.aux
-rw-r--r--    1 fdopstm  users         220  6月 27日  17:44 0050.dvi
-rw-r--r--    1 fdopstm  users        2100  6月 27日  17:44 0050.log
-rw-r--r--    1 fdopstm  users          60  6月 27日  17:40 0050.tex

内容を見る事が出来るでしょう

$ cat -v 0050.dvi 
M-w^B^AM-^CM-^RM-@^\;^@^@^@^@^CM-h^[ TeX output 2008.06.27:1744M-...

無理な様です。実際に 見るには emacs を立ち上げた 状態で見る事が出来るの ですが、単独でも 可能です。

$ xdvi 0050.dvi &

補足

上記で良いのですが いずれ 日本語を 取り扱う ということで

\documentclass{article}
\begin{document}
a A
\end{document}

で 説明していましたが 以下のもので 取り扱う事にします。

\documentclass{jarticle}
\begin{document}
a A
\end{document}

異なる点は ”{article}”が”{jarticle}”になります。なにが 違うの と いうのは 暫く おいておきます。(あぶらかたぶら アブラカダブラ)

まあ最後は自分で試みるということになるのでしょうが

にゃんたろう 拝!

2008年 6月27日 (金) 21:51:15 JST 作成


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