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かなり 複雑な例 の 作り方を 練習

     

内容は考えないで まず作り方という悲しい事を 練習しましょう。

最初

”begin”と”\end”のペアをまず作成して その間に 式を いれていく。

括弧の場合も 最初に 左側と 右側を 作成してその間に 式を いれていく。

これらの方針を 守れば 閉じ忘れ が無くなるでしょう。

the displaymath environment

”begin”と”\end”のペアをまず作成 ということで

\begin{displaymath}

\end{displaymath}

を作成します。

partial derivative

偏微分 というので ”partial derivative”というものを プリアンブル”preamble”に 定義した事を 思い出して

\newcommand{\pderiv}[2]{\frac{\partial #1}{\partial #2}}

偏微分 の部分を 作成します 括弧まで 作成です 中は 未だです。

\begin{displaymath}
\pderiv{}{} 
\end{displaymath}

最初の {}

最初の括弧の中は 上に ”2” 文字の L は ”mathcal{L}” となるので 上 側の ”^”を 考えて

\begin{displaymath}
\pderiv{^2 \mathcal{L}}{} 
\end{displaymath}

2番目の{}

2番目の括弧 は ”z”の下部に ”i”上部には ”p” 本当は (ロー で ピー では無いのですが )で それの ”^2”の形になっています。

\begin{displaymath}
\pderiv{^2 \mathcal{L}}{{z_i^\rho}^2}
\end{displaymath} 

次ぎの 変部分

”=”の後の最初の変部分の項目は 上記の ものより考えて

\begin{displaymath}
\pderiv{^2 \mathcal{L}}{{z_i^\rho}^2} =
-\pderiv{\rho_i}{z_i^\rho}
\end{displaymath} 

Delimiters

大きな括弧が 必要です ” \left( ”と”right) ” を まず 用意します。

\begin{displaymath}
\pderiv{^2 \mathcal{L}}{{z_i^\rho}^2} =
-\pderiv{\rho_i}{z_i^\rho}
\left(
\right)
\end{displaymath}

大括弧の中の最初の 偏微分

大括弧まで 用意されました 最初の偏微分の部分は

\begin{displaymath}
\pderiv{^2 \mathcal{L}}{{z_i^\rho}^2} =
-\pderiv{\rho_i}{z_i^\rho}
\left(
\pderiv{v_i}{\rho_i}
\right)
\end{displaymath}  

fraction

その後に 分数の ものが来ますまた そのときに ”e”ですが これも プリ アンブル に”preamble”定義 してあるものとし

\newcommand{\e}{\mathrm{e}}

分子 と 分母 となる順番を 考慮すると

\begin{displaymath}
\pderiv{^2 \mathcal{L}}{{z_i^\rho}^2} =
-\pderiv{\rho_i}{z_i^\rho}
\left(
\pderiv{v_i}{\rho_i} \frac{\e^{v_i}}{1-\e^{v_i}}
\right)
\end{displaymath} 

vi X fraction

続いて (変数 X 分数) の形になるので

\begin{displaymath}
\pderiv{^2 \mathcal{L}}{{z_i^\rho}^2} =
-\pderiv{\rho_i}{z_i^\rho}
\left(
\pderiv{v_i}{\rho_i} \frac{\e^{v_i}}{1-\e^{v_i}}
+ v_i \frac{}{}
\right)
\end{displaymath} 

分数の 分母

分子は かなり 複雑なので まず 分母を 決めます。

\begin{displaymath}
\pderiv{^2 \mathcal{L}}{{z_i^\rho}^2} =
-\pderiv{\rho_i}{z_i^\rho}
  \left(
    \pderiv{v_i}{\rho_i} \frac{\e^{v_i}}{1-\e^{v_i}}
    + v_i \frac{}{(1-\e^{v_i})^2}
  \right)
\end{displaymath} 

分子

かなりややこしいのですが

\e^{v_i}

(1-\e^{v_i})

は 既に一度 作成しています。後偏微分も 項目と添字に注意して

\e^{v_i}
\pderiv{v_i}{\rho_i}
(1-\e^{v_i})
+\e^{2v_i}
\pderiv{v_i}{\rho_i}

これを 分子の括弧の 中に 入れます。

\begin{displaymath}
\pderiv{^2\mathcal{L}}{{z_i^\rho}^2} =
-\pderiv{\rho_i}{z_i^\rho}
\left(
  \pderiv{v_i}{\rho_i} \frac{\e^{v_i}}{1-\e^{v_i}}
   + v_i \frac{\e^{v_i}\pderiv{v_i}{\rho_i}(1-\e^{v_i})
             +\e^{2v_i}\pderiv{v_i}{\rho_i}}{(1-\e^{v_i})^2}
\right)
\end{displaymath}

preamble

プリアンブル”preamble”に

\newcommand{\pderiv}[2]{\frac{\partial #1}{\partial #2}}
\newcommand{\e}{\mathrm{e}}

を 作成してある事の確認が 必要です

出来上がり

これらを 纏めると

\documentclass[a5paper]{jarticle}
\newcommand{\pderiv}[2]{\frac{\partial #1}{\partial #2}}
\newcommand{\e}{\mathrm{e}}
\begin{document}
\begin{displaymath}
\pderiv{^2\mathcal{L}}{{z_i^\rho}^2} =
-\pderiv{\rho_i}{z_i^\rho}
\left(
  \pderiv{v_i}{\rho_i} \frac{\e^{v_i}}{1-\e^{v_i}}
  + v_i \frac{\e^{v_i}\pderiv{v_i}{\rho_i}(1-\e^{v_i})
             +\e^{2v_i}\pderiv{v_i}{\rho_i}}{(1-\e^{v_i})^2}
\right)
\end{displaymath}
\end{document}

の 形になります。表示を見ると

出力

画像は適宜 切り取り 拡大縮小をしていますが

008-smp01j-542h84.png

という事です 自力で 此処までするのは ちと 辛い 気がします。

にゃんたろう 拝!

2008年 7月30日 (水) 21:03:45 JST 作成


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