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ベクトルの表示例その3

     

ベクトル の表示は

\vec{<variable>}

という コマンド(命令)を使用します。この場合は 文字の上に 矢印が 付 く形になります。”\renewcommand”では 普通の 英文字の 太字 にする事が

\renewcommand{\vec}[1]{\mathbf{#1}}

で 可能になったのですが ”Greek letter ”の ” xi” (希臘文字)は 太字になりません そこで ”amsfonts package” を 導入し ”\renewcommand” を また別の形で 決めてやります。

\renewcommand{\vec}[1]{\boldsymbol{#1}}

これで ”x ”と ”Greek letter”の ” xi”を ベクトル 表示できます。

amsfonts package の 導入

そのようなたいそうなものではありません

\usepackage{amsfonts}

でなく

\usepackage{amsmath}

で 処理するということです

実例

ベクトル ”x ”と ベクトル ” ξ” の 積を 表示するには

TeX source code

では TeX ファイル (source code)を見てみます。

\documentclass[a5paper]{jarticle}
\usepackage{amsmath}
\renewcommand{\vec}[1]{\boldsymbol{#1}}
\begin{document}
\begin{displaymath}
\vec{x}\cdot\vec{\xi} = z
\end{displaymath}
\end{document}

出力

画像は適宜 切り取り 拡大縮小をしていますが

014-vec-bold-greek-w208h52.png

個猫が 見ても 太字です 比べてみると 良くわかります。

比較

これらを 比較すると

ベクトルの表示例矢印

012-vec-arrow-w128h54.png

ベクトルの表示例 太文字 希臘文字は 太字でない

013-vec-bold-w170h50.png

ベクトルの表示例 ベクトルは太字

014-vec-bold-greek-w208h52.png

これらから 使う時 留意しないといけません。

にゃんたろう 拝!

2008年 7月31日 (木) 21:03:45 JST 作成


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